閉塞性睡眠時無呼吸症候群(Obstructive Sleep Apnea Syndrome:OSAS)

閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)とは、睡眠中の筋弛緩により舌根部や軟口蓋が下がり気道を閉塞し呼吸が止まってしまう状態です。
睡眠中に10秒以上、呼吸が止まってしまった状態を睡眠時無呼吸といいます。呼吸が弱くなり酸素が足りない状態となるものを睡眠時低呼吸といいます。
この無呼吸と低呼吸を合わせて睡眠中1時間当たり5回以上認め、日中の眠気など特徴的な症状がある場合にOSASと診断します。

症状がなくても無呼吸・低呼吸が睡眠中の1時間当たり15回以上存在する場合にもOSASと診断します。
OSASの診断は、ポリグラフ検査(PSG検査:医科実施)などで調べます。
治療は、気道が開くように調整した特種なマウスピースを装着します。

マウスピース 正面 マウスピース 左側 マウスピース 右側

いびきの方にも有効な治療法です。

口腔内装置は非常に簡便でもち運びもでき目立たないため非常に有効な治療法であるが、PSG検査の結果で重症な場合などは、適応となりません。
(歯の本数が少ない方、保健適応 で作製の場合には、PSG検査 が必要です。 また、いびきの治療のみ 場合には 保健適応外 となります。)


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